班会は作ること、続けることが大事
安佐南生健会では、会員の皆さんに生活と健康を守る会の班会をそれぞれの地域でつくることを呼びかけています。会員相互の交流や経験の学び、楽しい企画を設けて交流する定例の会合が班会です。ぜひ班会にご参加ください。
【かすみ草班会結成への道筋】
かすみ班再開するに至ったのは、会員さんヘの班会始める事を電話にてお誘いをしました。そのときある一人暮らしの会員さんより「生健会って一人一人に寄り添うのが本当ではないのか」と、怒りを私にいろいろぶっつけられ、「そんなものか」と言われたのにびっくりしました。
そこで班会を始めようと思い電話でよびかけました。「あ、そうわかった」と言われ、「私も参加するわ」との返事があり「班は折り紙中心ですが、何かこういうことをしたいとの希望があれば聞かせて下さいね。皆さんと話し合いをして楽しい班会にしていきましょう」と答え、次の方ヘと電話しました。
コロナ前の班の方々は体調があまり良くないので参加できないとの返事でした。新たな会員さん、読者さんヘ一人一人に電話かけしたり声かけしたりして参加する返事をもらいました。ある人は私も参加させてくださいと電話かけて来られ、「嬉しいありがとう、ぜひ参加を」と返事しました。
まず日時は第3土曜日の10時から12時と決めることができました。早速2月15日を最初の班会にし、7名の参加でした。2名は体調が悪いので不参加でした。最初は、血圧測定、自己紹介、手、指ほぐしを行い、折り紙に移り、最初のころは、講師のHさんについて行きますが、進むにつれ四苦八苦。おしゃべりと指を動かしながら、和気あいあいの雰囲気の中何とか花びらができ上がったときには、みんなで喜び合いました。綺麗ねと笑顔になり、その後皆がおしゃべりと指を動かすのは脳トレになるよねと。楽しいひとときを過ごす事ができました。一足先に桜が咲いたねとの声もありました。
班会を開いて良かったなと思い、誰もが誰かとつながりがある事が大切だなと気づかされた日になりました。(会員のNさん)
【コスモス班について思う】
コスモス班と名付けたのは初期から班に参加していたNさんです。Nさんは当初中須にお住まいでしたが、現在は祇園方面にお住まいで牛尾さんの送迎で今でも体調の許す限り班会に参加されています。
10数年前頃の班会は百万本のバラ班との合併で「事務所の会議室」がいっぱいになるほどの参加者数でした。みなさん班会で生活のこと政治のことを語り、問題解決の知恵を交流したりしました。みなさんの思い・疑問に答えてくださる牛尾さんの存在は大きかったと思います。
班会が時には生活相談の場にもなりました。そんな中、施設入所があったり、Kさん、Mさん、I(ご主人)さん、Oさんが亡くなられ、コスモス班の人数が減り、今、班会参加は4~5人程度と少なくなっています。
現在、班会では「生きる」の新聞記事を題材に話し合いをすることを始めました。そして欠かせないのが次回の班会日程を決めることです。また、少ない人数でもコスモス班会が悩み事や生活実態を語れる場でみんなの拠り所となり、学習の場にもなるよう、息長く続けていきたいと思います。
(会員のSさん)
安佐南生健会ニュース「生きる」より

難しい折り紙に熱中

コスモス班会の皆さん