活動の記録:会議・集会

広島県生健会連合会第29回定期総会・生活相談活動を要に仲間ふやしに取り組もう‼

広島県連第29回定期総会が東区地域福祉センターで、県内12の単組から代議員40人と評議員11人の出席で開かれました。
大平俊子会長あいさつ、来賓あいさつの後、総会議事に入り内野県連事務局長らから活動のまとめと方針案、決算・予算案の提案があり、会計監査報告ののち討論に入りました。
内野事務局長からは県連の組織が2012年をピークに減少傾向となり、現勢を維持しながら会員・新聞5%増を目標とし、更に会員1000人、新聞1200部をめざそうと、訴えられました。
討論では、生健会を広げる活動、生活保護裁判勝訴への取り組み、共同墓の成り立ちと現状、自治体交渉や班活動の重要性、補聴器補助制度の取り組みなどが報告されました。中区の黒澤事務局長からは、うたう会が140回に到達すること、全生連の歌「一人はみんあのため」や生存権裁判勝利の歌「あなたとわたしと」などを合唱し、最後に必ず「原爆を許すまじ」を歌って終わると報告しました。
 24年度活動のまとめと25年度方針、決算と予算案など議案は、満場一致で承認されました。 役員選出では、中区生健会から常任理事に黒澤中区事務局長、理事にKさん(中区理事)が選出され、Fさん(中区理事)が事務局次長に再選されました。

中区生健会ニュース「生きる」より

学習・交渉中区生健会

2025年06月07日

たたかってこそ開ける未来‼・第29回広島県生活と健康を守る会連合会総会開催

6月7日、第29回広島県生活と健康を守る会総会が、東区地域福祉センターで開催され、西区からは8名が出席しました。
全県各地から45名の代議員、評議員が参加し、一年間の活動を振り返りました。
この日は元衆議院議員の 大平喜信氏が来賓として出席され、石破政権による大軍拡、消費税、生活保護裁判など、今私たちがおかれている社会情勢を、わかりやすく具体例を示してお話をされました。
続いて活動方針案、決算報告、予算案の提案、会計監査報告の後、賛成多数で承認されました。
【生活保護裁判の原告代表Kさん、たたかってこその確信!】
総会での開会の挨拶の一部を掲載します。
「石破政権の無策ぶりには怒りさえ感じますが、はっきりしていることは、たたかってこそ生活を守り未来も開かれます。私たち生健会はたたかいの土台の役割をしっかり果たしていると胸を張りたいと思います。」
この間、全国の生活保護裁判で勝利判決が相次ぎ、先日の広島高裁での勝利判決は、政府のたくらみを切り捨て憲法を守る歴史的判決でした。原告のみなさんのご苦労とともに、全国でたたかいを支援し、激励する力の拡がりが画期的判決を導いたと言えるのではないでしょうか。流れが大きく変わってきました。

西区生健会ニュース「輝き」より

西区濱口さんが発言中
です

学習・交渉西区生健会

2025年06月07日

生活と健康を守る会連合会・第29回定期総会開かれる!

【この一年間で1000人の会員をめざす!】
去る6月7日、生活と健康を守る会連合会(広島県生連)の第29回定期総会が開催されました。これには、県内各地から代議員および評議員51人が参加しました。東区生健会からは、7人が参加しました。県連理事にKさん(事務局長)と日下副会長の二人が選出されました。
 【過去の困難を克服し前進】!
困難に陥っていた財政問題も克服し、健全化に向かいはじめました。この日に、一会員あたり600円が還元されました。非常事態を迎えていた東区生健会にとってはひと息つけた感があります。
発言者は7人が発言しました。そして、活動方針などを採択し、参加者が一丸となって1000人の会にするために奮闘することを誓いあいました。来賓としては、中森辰一広島市議会議員、大平よしのぶ元衆議院議員が挨拶されました。
【共同墓の利用申込数】

14の単組 243名になる!
 県連総会では、私たちが管理・運営している共同墓が、財政的健全化を取り戻し、共同墓の申込み人数が2025年4月10日時点で14の単位組織、243人となっていることが報告されました。共同墓管理組合では、毎年春と秋の年2回の墓参会を久蔵寺で行っていることも報告されました。また、今後は久蔵寺の歴史などについても学んでいく取り組みを強めよう。
共同墓のご紹介

共同墓会議・集会東区生健会

2025年06月07日

ひとりで悩まなくてもいいんだよ!・西区生健会第21 回定期総会開催

4 月27 日( 日)、西区生健会第21回定期総会が西区地域福祉センターにて開催されました。複数の新会員の出席に支えられ、昨年に続き一堂に会して行うことができました。コロナ禍を乗り越えて2回目となる今年の総会を開くことができました。

昨年度は8名の会員が亡くなられ気分の落ち込みも大きかったですが、一方で新しく仲間となり活動にしっかり参加される会員が増えて、一筋の光が見えてきた一年でした。

まず一年間のまとめと課題として ①会の状況 ②一年間の主な活動 ③相談件数 ④守る会活動についてなど、具体的な取り組みを振り返りました。

次に、今後一年間の活動方針では、宣伝行動・学習会・相談会に多いに取り組み、会員・読者増やしに力を注ぎ、班会を充実させようの方針を提案しました。

【人との繋がりを大切に】

 生健会の合言葉は〈一人ぼっちを失くそう〉です。生健会の行事には地域から集まって交流します。メーデーや国民的課題の集会に参加し、平和映画会&食事会、焼き肉パーティ、年末餅丸め、新春のつどい、日帰り温泉旅行など会員どうしのふれあいと繋がりを大切にする取り組みに力を注ぎます。

特筆すべきは、何と言っても「生活保護基準引き下げ違憲訴訟」の広島高裁判決で、一審に続き勝訴判決を勝ち取ったことでした。この日の総会には3人の原告の参加があり、喜びの声を発言しました。この裁判は原告たちだけの問題ではなく、私たちの命と暮らしを守るたたかいとしての国民的課題でもあります。

方針案とそれぞれの報告・提案に対する質疑および討論の後、方針案、決算、予算案、新役員の提案が参加者多数の賛成で承認されました。

【以下発言の一部を紹介します】

●4月18日に行われました生活保護広島高裁判決でみなさんの応援の力により勝訴となりました。地裁よりもすごく進んだ判決で最高にうれしいです。

デフレに伴い、生活保護費を引き下げられたのは違憲だとして地裁判決を支持されました。物価の下落に関する調整を行い、消費実態と乖離したものを採用した結果が過大に反映されるような方法となったことは、明らかな欠点であるとされました。

国の判断は、裁量権の範囲の逸脱や乱用があり違法だとして、原告42人について引き下げを取り消されました。専門家の知見を求めないことをふまえて手続きに過誤があった事を認められて、全国の判断と同様な判決なので大変うれしく思っています。最高裁判決を楽しみに待ちたいです。(会員のKさん)

●夫婦の折り合いが悪くなり家を出ることを考え、まわり回って生健会に行き着きました。離婚届けはだせたのですが、『直ぐに家を出ろ』と言われ途方に暮れている時、生健会(大平さん)から不動産屋を紹介してもらい何とか野宿せずにすみました。
 生活課とのやり取りも大変でした。若いから働けと言われましたが、精神的に不安定になっていてその時はとても仕事ができる状態ではありませんでした。一緒に行ってもらって何とか生活保護の申請ができました。とても一人ではできなかったと思います。
 あの日から、生活保護を利用しながら少しずつですが、自分の生活を立ち直らせることができました。高齢者のショートステイの介護事業所でアルバイトですが、仕事に就いています。ここまで立ち直れたのは、一番苦しくて死ぬしかないと追い詰められていた時生健会に出会えたからです。これからも周りの人たちに支えられながら、あせらず自分らしい生活を取り戻し生きて行きたいと思っています。(会員のUさん)

●…私はまだ入会して1年、ほんの少ししか会員のみなさんのことを知りませんが、これからもっともっと関わっていきたいと思っています。そして自分が少しでも誰かの助けになれるように、学びながらできることをしていきたいと考えています。

今、困難な中で生健会の存在を知らない方がいたら、私は自信をもって生健会をおすすめしたいです。 ここには人と人とがつながり助け合い、安心できる場所があります。私自身がそうであったように、一人で悩まなくてもいいんだよと知ってもらいたいです。

これからもこの思いを胸に活動していきたいと思っています。(会員のYさん)

西区生健会ニュース「輝き」より

久しぶりに多数の参加者で活発な総会になりました

会議・集会生活保護西区生健会

2025年04月27日

生活保護裁判・広島高裁原告勝訴

 4月18日、広島県内に住む生活保護利用者が国や自治体に処分取り消しを求めた「生活保護引き下げ違憲訴訟」の控訴審が広島高裁であり、生活保護減額は違法とする原告勝訴の判決が出ました.。河田泰常裁判長は、生活扶助基準を切り下げることに合理性があるとは認められないなどとして、原告の訴えを認めた一審判決を支持し、被告の訴えを棄却しました。
 法廷での勝訴判決を受けた後行われた報告集会には、弁護団、原告、支援者総勢93人が集まりました。 弁護団の先生から判決の内容のわかりやすい説明があり、原告、弁護団と共に全員で勝利判決を喜びあいました。 次のたたかいに向けて大きな展望と力をもらうことができた報告集会でした。
 以下発言の一部を掲載します。
【全国弁護団の メンバー伊藤健弁護士】
 とてもいい判決でした。5月27日に大阪と名古屋で最高裁の口頭弁論を行う予定です。今日の判決は多いに追い風となります。 今回、国は物価が下がったから保護基準を下げたと言ってましたが「そんなに下がってないでしょ」ということを立証しました。そこで国は言い分を変えて「みんな貧しくなって、全体が下がったからやった」と主張をかえてきました。

  裁判所からは、全体が下がったから下げたといいだした国の説明について、どう考えるかという宿題をもらっています。実は今日の判決文の中にその答えがありました。 「そもそも国の主張が変わったのがおかしい。学術上取られていない計算式を勝手につかっている。物価下落率が標準世帯で11%だからと言って、全員4.78%とすることも分からない」 一審より踏み込んだ判決で、社会保障生計調査の計算式について論じているのは珍しい。 そして平成20年(2008年)を始めとしたことの違法性にも言及しています。 最高裁に向けて準備しているわれわれにとってとてもいい判決で多いに助かります。

西区生健会ニュース「輝き」より

高裁門前へ向かって行進中です

会議・集会生活保護西区生健会

2025年04月18日
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