広島市生活保護実施要領改定説明会
【運用の改善・活動の成果を実感】
5月16日、広島市生活保護実施要領改定説明会が開かれました。市内の生健会などから32人。中区生健会からは6人が参加しました。
広島市の自立支援課からは課長ら5人が出席しました。課長から次のような説明がありました。
窓口での対応については「相談者に保護申請の意識を確認する」「保護の申請権を侵害しないこと、侵害していると疑われる行為も慎むべき」と明確にしました。いわゆる「水際作戦」をしないと受け取れる内容です。
保有が認められた自動車の他用途への利用については、利用者の状況によって「買い物等への自動車利用を認める」と柔軟な運用に改善されました。
障害者加算などの算定については、本人の申告、届出がなくても「加算の要件に該当すると思われる者を発見したとき、必要な手続を始める」としました。今までの申請主義から、大きな改善です。
今回の説明会では、いくつかの点で運用の改善が見られ、私たちの運動の成果を実感できる内容でした。
中区生健会ニュース「なかま」より

広島市自立支援課と生活保護の意見交換